2023年5月31日

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2023年5月26日

ABOUT

2023年5月19日

フリーダイビングとは?

海の深淵

そこで人は何を感じるのか?

鼓動は遅くなり、あらゆる感覚は研ぎすまされ変貌していく・・・
物質としての身体は海に溶け、形を失い、私は意識だけの存在になる。
そこで私たちは本当の自分と新しく出逢う。

APNEA(アプネア)=「息を止める」
という意味です。

普段意識することもなく、
毎日毎秒行ってる呼吸を、手放す。
水に触れ、漂う。身体の声を聴き、
自分と向き合う。
水、海と一体になる。自由になる。
スノーケリング、スキンダイビング、フリーダイビング、の枠に囚われず、最小限の道具だけで身体ひとつで海に身体を委ねる。
その全てがフリーダイビングです。

フリーダイビングとは?

フリーダイビングの歴史

フリーダイビングのルーツは、遡れば太古の昔から、生きるために海の幸を捕っていた頃から始まったと言えるでしょう。競技としては1949年、イタリアの「レイモンド・ブッカー」が、水深30mという初めての公式世界記録を打ち立て、1960~1970年代には、彗星の如く現れたフランス人「ジャック・マイヨール」と、イタリアの「エンゾ・マイヨルカ」が長年に渡り、世界記録を競い合いました。1976年11月に、ジャック・マイヨールが人類史上初、前人未到の水深100mに到達、1983年56歳の時には、105mという世界記録を達成「潜水の神様」と呼ばれました。

1990年代に世界中で大ヒットした、この2人をモデルにしたリュック・ベッソン監督の「グラン・ブルー」をキッカケに、多くのフリーダイバーが誕生しました。そして次世代の戦いは、マイヨールの愛弟子、イタリアの「ウンベルト・ペリッツァーリ」とキューバ出身の「ピピン・フェラーレス」に引き継がれたのです。ウンベルトは1990年~2002年まで、世界記録を十数年に渡り守り続けたヒーローです。
初めての世界大会は1996年フランスのニースで開催され、それ以来ヨーロッパを中心に、現在に至るまで世界各地で世界大会が開催されています。

競技

海洋種目

  • コンスタント・ウエイト・ウィズフィン(CWT)

    コンスタント・ウエイト・ウィズフィン(CWT)

    フリーダイビングの代表的種目足ひれと手のかき動作以外から推進力を得ること(ロープをつかむ、引っ張る行為)は禁止。おもりを装着することは可能であるが、潜行時と浮上時でその重さを変更してはならない。
  • コンスタント・ウエイト・ウィズアウトフィン(CNF)

    コンスタント・ウエイト・ウィズアウトフィン(CNF)

    フィンをつけないCWT足ひれの装着が禁止されている点以外はCWTと同じ。 殆どの人は平泳ぎのような動きで泳ぐため、泳力が記録を左右する種目。
  • フリーイマージョン(FIM)

    フリーイマージョン(FIM)

    フィンなしでロープをつかむこと、引っ張ることが許される足ひれの装着が禁止されていること、ロープをつかむ、引っ張る動作が許可されていること。腕の力が必要となる事から、記録の男女差が最も大きい種目。
  • コンスタント・ウエイト・ウィズビーフィン(CWTB)

    コンスタント・ウエイト・ウィズビーフィン(CWTB)

    ビーフィンと呼ばれる、二つのフィンを履いて潜る種目。主にロングフィンが使われます。一息で、ロープ沿いにビーフィンを使って垂直潜行し、その深度を競います。潜行、浮上ともに持ち込むウエイトは変えずに自力で行います。

プール種目

  • スタティック・アプネア(STA)

    スタティック・アプネア(STA)

    静止し、うつ伏せで浮かんだ状態での、閉息時間の長さを競う競技です。一般的に水面にうつぶせに浮いた状態で行われます。
  • ダイナミック・アプネア・ウィズフィン(DYN)

    ダイナミック・アプネア・ウィズフィン(DYN)

    フィンを使い、水面下をひと息で平行潜水した距離を競います。近年、使用するフィンはモノフィンが主流ですが、ビーフィン(2枚フィン)でもかまいません。
  • ダイナミック・アプネア・ウィズアウトフィン(DNF)

    ダイナミック・アプネア・ウィズアウトフィン(DNF)

    フィンを使わず素足で、水面下をひと息で平行潜水した距離を競います。殆どの人は平泳ぎのような動きで泳ぐため、泳力が記録を左右する種目です。
  • ダイナミック・アプネア・ウィズビーフィン(DYNB)

    ダイナミック・アプネア・ウィズビーフィン(DYNB)

    ビーフィンと呼ばれる、二つのフィンを履いて泳ぐ種目。主にロングフィンが使われます。ビーフィンを使い、水面下をひと息で平行潜水した距離を競います。

特別種目

2010年代、記録が最深200mを軽く超えるこれらの種目は、フリーダイバー自身の身体への負担も大きく、潜水障害を起こす危険性が増大すること、また安全管理の難しさ、費用がかかる。などのリスクから世界でも数人の一部のトップ・アスリートのみが個人アテンプトとして行っています。

  • バリアブル・ウエイト(VWT)

    バリアブル・ウエイト(VWT)

    最高30kgまでの、バラストウエイトの使用が認められています。ウエイトを搭載した「ザボーラ」または「スレッド」と呼ばれる潜行用機械に捕まって、あらかじめ申告した深度まで潜行し、浮上はロープを手繰る、フィンキック、などの自力で浮上します。
  • ノーリミッツ、またはアブソリュート

    ノーリミッツ、またはアブソリュート

    VWTをさらに進めて、浮上時の制限までも無くしたもの。ウエイトを搭載した「ザボーラ」または「スレッド」と呼ばれる潜行用機械に捕まって、あらかじめ申告した深度まで潜行し、浮上はバルーンを膨らませた浮力で浮上します。

アプネア・アカデミーについて

Visionアプネア指導のためのグローバルな組織作り
Missionアプネアと健康についての指導を通して、楽しく安全な水中アプネアの普及を目指すこと
Objective水中アプネア指導とリサーチ機関としての、スクールの発足
Policy
  • 他の指導連盟や組織からは完全に独立した立場を維持すること
  • 他の団体、協会、連盟と、活動の発展や環境保全のために協力していくこと
Strategy
  • 事務、調査研究、メンタルトレーニング、様々な分野で組織を担う個人の育成や評価に注力すること
  • 異なる価値観や文化を真摯に受け止め、シェアすること
GOAL
目標
  • 世界中でのアプネアアカデミーコース開催
  • AAインストラクターコースの、イタリア語と英語を交互にした毎年の開催
  • アプネアの最新情報をインストラクターに提供すること
  • インストラクターと生徒に向けたメンタルトレーニングコースの開催
  • インストラクター数とエリアマネージャーの多い地域を特定し、周辺インストラクターのためのリファレンスポイントとして発展させること
  • インストラクターと生徒のためのクオリティーの高い教材の提供
  • 科学的リサーチの実施
  • 競争力のある活動の継続的な促進

アプネア・アカデミー(AA)とは

アプネア・アカデミー(AA)とは

アプネア・アカデミーについて

アプネアアカデミーとして達成すべきこととは?
どのようにしてそれが成されるのか?

初めの質問に対する回答は明らかです。
正しい知識の伴った、楽しく安全なアプネアの発信。

2つめの質問は、少し掘り下げて回答する必要があり、
またインストラクター各自によって答えられ、消化されていくべきでしょう。

もしもアプネアアカデミーの生徒が、受講経験を通して健康や幸せを得られるならば、アプネアは、ライフクオリティーの向上に貢献できるということになります。これはコースの目標であり、私たちの目標であり、言うならば、その達成が私たちの「ミッション」ということになります。

アプネア・アカデミーについて

このミッションから持ち上がったのが、アプネアアカデミーの手法を第三者へ教えることのできる人材育成機関の必要性でした。
ロゴにも記載されているように、AA は、水中アプネアの指導とリサーチのスクールとして発足されたものです。テクノロジーと技術の発展を通したアプネアの探究は、高い指導クオリティーを支える上で大事な要素となっています。

より多くの方にAA の技術を伝え、満足いただけば、アプネアアカデミーのニーズはますます高まっていきます。 より多くのロケーションで、多くのインストラクターが求められるでしょう。世界中でのAA メソッド普及が、私たちのビジョンです。

アプネア・アカデミーについて

アプネアアカデミーは、これまで人材に支えられて成り立ってきました。あまり急速に成長したため、他のフリーダイビング組織から敵意を向けられることもあったほどです。他組織から共同運営をしたいという申し入れやプレッシャーも受けましたが、迷いなく独立のポリシーを貫き、ゴールのブレない運営を維持しています。政治的ポリシーは2 つあります;指導を目的とした連盟や組織からは独立した立場を維持すること、そして活気あるアクティビティや環境保全のためには、その他の団体、協会、連盟と協力していくこと、です。

何を目指したいかを明確にした後には、そのゴール達成に向けた戦略を決めていかなくてはなりません。スクールがどのような役割を持つべきか。人材(インストラクター)の重要性は強調し過ぎることができないほどです。そして最新技術の維持、セミナーやワークショップの開催はアプネアアカデミー全体の成長に欠かせないでしょう。事務やその他の裏方サポートは、インストラクター達の活動を支援する意味でも鍵となります。

スペシャリティ&トレーニング

スペシャリティ&トレーニング
  • SYSTEM

    体験スキン・フリーダイビング

    体験スキン・フリーダイビングプール、または海で、インストラクターの管理の元で、レベルに合わせたスキンダイビング・フリーダイビングを安全に体験します。より深く学ぶためには、コースを受けましょう!
  • DRINK

    耳抜きテクニック

    複数の耳抜きの方法とそのメカニズムを解剖学から学び、体験して行きます。
    自分に合う耳抜きのテクニックを探ります。深場での耳抜きも学べます。
  • ACCESS

    モノフインテクニック

    モノフインのテクニックをじっくり学びます。ウエービング、ストリームライン等よりスムースに、モノフインで泳げるようになるためのコースです。
  • ACCESS

    リラクゼーションテクニック

    ストレッチ、メンタルトレーニング、呼吸法、瞑想、ヨガ、イメージトレーニング、アクアティック・ボディワークなどの手法を使ってリラクゼーションを深めるテクニックを学びます。
トレーニング
プールトレーニング

浅いプール

フインワーク、モノフインテクニック等、インストラクターが様々なメニューを提供します。 フリー系は、ダイナミックトレーニング、スタティックトレーニング(インターバルトレーニングなどを入れながら、低酸素耐性、高二酸化炭素耐性を高めます)

深いプール

サーフェスダイブ、耳抜き、浮上、器材リカバリー、等、レベルに合わせたクラスを提供します。スキンダイビング、フリーダイビングのテクニックを深め、レベルUP して行きます。
海洋トレーニング(スタージ) 日帰り海洋トレーニングツアーや合宿、身近な海や、海外などのトレーニングツアーなど。 日本では、伊豆、伊豆七島、沖縄方面、海外ではインターナショナル本部のあるエジプト(シャルムエルシェイク)、ハワイ島、などが盛んです。楽しみながらスキルUP しましょう! 現在、シンガポール、韓国などでも各国のインストラクターが活動しています。
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